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ADRとは・・・外国企業が米国市場で発行する証券のことで、外国企業が米国の金融機関に株券を預けその権利を市場でドル建てで売買できるようにしたものである。
ただ、米国市場の上場審査基準は厳しく、ADRを発行できるのは各国を代表する優良企業や今後成長が期待できるベンチャー企業に限られている。ここで、一例を挙げさせて頂きますと、上場会社は、四半期報告として1年に4回決算書を提出する義務があります。
| 手数料・・・委託手数料については、100株までの1取引当たり31.5ドルの委託手数料と1ドルにつき片道25銭の為替手数料がかかる |
プレミアム、ディスカウントって・・・例えばインドのADRですが、インドでの株価が反映して価格が決定されなければならないのですが、市場の需給バランスの影響で、理論価格から乖離してADRの価格が決まる場合があるようです。
その理論価格より高い場合をプレミアム、低い場合をディスカウントといいます。いま現在、多くのインド株ADRがプレミアム価格で売買されているのは、インド株を海外投資家が直接売買できないためにADRというしくみを使って、投資して需給関係にアンバランスができているためです。
近い将来、インド株を外国人投資家が自由に売買できるようになると、このプレミアムはなくなってしまいます。このため、急にインド株式市場の外国人投資家への開放といった情報は日本の個人投資家を窮地に追い込む危険性を孕んでいるといえるでしょう。
ですので、ADR銘柄に投資する際には、必ず株価がプレミアムになっているのか、ディスカウントになっているのかをチェックしてから売買する必要があります。
それだけ、ADRに投資することは、プレミアム分リスクが高い銘柄が多いと考えるべきだと思います。
その他の注意点・・・ある企業ですが、本国にてユーロ建てで取引されている株価がメインなので、それに対してのスポット(時価)のユーロ・ドル換算レートをかけたものをドル建てのADR株価が形成されています。
例えば、インテルであれば、NASDAQで売買されているインテルの株価がまず参考価格として存在し、それに円ドルの参考為替レートをかけたものに連動する形で東証外国部上場のインテルの株価は形成されます。
東証外国部とNYSE上場の ADRではまったく市場規模・出来高ともに両者では差がありすぎるので、比較する対象になりませんが、考え方は近いです。
なので、ADRに投資するのであれば、まず本国上場株価の変動リスクと、本国上場通貨の変動リスクの2つの変動要因の影響を受ける事を念頭に投資する必要があるでしょう。
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